2009年5月23日土曜日

CB400four

バイク便のころからお世話になってるバイク屋さんに、きれーなヨンフォアさがしといてくださいと言っといたら、ものごっついきれいなヨンフォアを見つけてきてくれました。値段もてごろだったので、買っちゃったよ! いいの。17巻を書いた自分へのごほうび。真紅のフォア。またがってみて、ぼくはああ、これは何かに似ているなと思い出したのです。そう。それはぼくが初めて乗ったオートバイ、MBX50F。結構速くて、リミッターをカットすると85キロぐらい出たものです。そいつとタンクの距離感がそっくりだわ……。ぼくは当時、そのバイクで海沿いに伸びた道を通って、高校に通っていました。別にバイク通学禁止とか、そういう校則はなかったのですが、あまり褒められたことではないので学校の先輩が経営してるレストランの駐車場にみんなして止めていました。夏になると、ぼくはよく学校をさぼってそのバイクで海沿いの245を北上したものです。とても気持ちがよく、そのままどこまでもいけるような気がした16の夏。

そんなことを思い出したよ。あの頃、ヨンフォアは憧れだった。ああ、この真っ赤なヨンフォアで、245を走ったら俺は泣く。きっと泣く。

2009年4月27日月曜日

KAWASAKI

最近でもないけど、Z1のキャブをFCRに変えました。始動もよくなり、絶好調!
しかし、思えば俺は19のときにZ900を買ってからというもの、18年もZと付き合ってきたことになるわけで……。今のやつは二台目で、27のときに65万ぐらいで買った。今思えば安いなあ。
途中二年ほどHONDAのVTR1000Fに乗ってたとはいえ、そんでも随分乗ってきたもんだ。Zはね、くそ重いけど実にいいオートバイですよ。でもって長く乗るんだったらエンジンはノーマルがベストだお。
というかタイプZ1-Eユニットは最高だっつーの。おれはあのエンジンよりいいエンジンを知らない。1.6倍の排気量アップに耐えるエンジン……、そんなんほかにあるかい。カワサキ直四は、未だにZ1-Eがベースだべ? 違ったか? とにかくノーマルで乗るって言うことは、そのマージンをすべて耐久性にまわせるということ。そりゃ三十年持つわ。分厚い、百キロ近い鋳鉄の塊を舐めたらいけねえ。俺のZ1は、まったくもう、未だ現役だぜ。余裕で八千回っちゃうよ!

そうはいってもしかし、そろそろ二台目が欲しい今日このごろ……。やっぱ欲しいのは、カワサキのマッハ3、500SS。カミナリマッパ。でも、あのエグレタンクのやつなんて、もうほとんど売ってないわけで。H2とかはたまに見るんだけどね。やっぱマッハは500だわな!
あと、73年型のドカティ900SSも欲しい。
その二台があればもうオートバイはいらん。
でも、どっちも売ってないからとりあえずヨンフォアでも買おうかしら。あれも好きなんだよな。
そんなことを思いながらバイク雑誌を見てたらCBX400Fが二百万とかしてる!
どーなってんの? 確かにいいオートバイだけどさ! あとゼファーもプレミアついたりしてるのね。時代は変わったもんだわあ。

2009年4月19日日曜日

レットイットブリード

春ですね!

春といえば、花見……。桜は五反田の川べりで見ました。
最近あったことをきみに報告したいと思います。

レストランで飯を食ってたらとなりのテーブルにゆうこりんが座ってきた。最初は気づかなかったんだけど、連れが「ゆうこりんゆうこりん」と小声でゆうもんで気づいた。おおお、声がゆうこりんだぁー! ほんものだぁ~! こんなちかくぅにぃ~~~~!
チラチラ見たら恥ずかしいし向こうもいやだろうので、「芸能人いますけどなにか?」ぐらいの調子で食べてたが、正直動悸が激しくなりました。東京生活も十八年になりますが、街でゲーノー人とか見たの初めてだよ! あ、いや、バイク便やってたとき、信号待ちの麻布の交差点で目の前を通るさんまさんを見た。思わず「さんまさ~ん!」といったら手を振ってくれた。いい人だ。

あとは五反田のホテルでカンヅメになってがんばって書いてたりしました。なんかー、いろいろプロット出したりもしています。早くかたちになるといいなあ。

2009年2月12日木曜日

ヤンソンの島

 僕は昔から島が大好きで。好きで好きでたまらないわけで。ずっと無人島で過ごしてみたいなんて思うときもあるぐらい好きで。ズッコケ三人組でも無人島の話が好きで。でも結局あそこは瀬戸内海の島だったわけで。そんな僕にとって羨ましい生活をしている人がいました。フィンランドの国民的作家、トーベ・ヤンソン女史です。女史は、バルト海の絶海の孤島、クルーヴハル島で一年の半分を過ごし、ムーミントロールに代表される作品群を書き上げたそうです。そのクルーヴハル島に興味をもった僕は、いろいろとネットで調べてみました。

http://webdb.scope.ne.jp/special/hannan_pj/0009.html

 クルーヴハル島は、岩だらけの島で、面積は6000平方メートル。7、8分で回れてしまう狭い島だそうです。6000平方メートルの島という大きさがピンとこなかったので、さらに調べてみました。すると、似たような大きさの島が見つかりました。

http://imagic.qee.jp/sima4/nagasaki/utajima.html

 詩島という小島です。さだまさしさんが名づけたという、風光明媚な場所らしい。こうしてみると、そう狭いわけではないが、半年過ごす場所としてはいかにも心もとない……。その上、写真で見るクルーヴハル島は岩だらけで木とかもほとんど生えてなさそうです。こんな寂しい島で、ただひたすら小説を書いていたんですね。

 とにかく、バルト海に浮かぶ絶海の孤島で過ごす半年というのが僕にはピンとこない。ヤンソン女史は、一人だったわけじゃないらしいです。グラフィックデァイナーのトゥーリッキ・ピエティラというパートナーの女性といっしょだったようですが、それでもなあ。

 でも、寂しいと思うのは、僕が現代日本で暮らしているからそう思うだけであって、本人はそうじゃなかったのかもしれません。さらに調べると、どうやらこのトゥーリッキという女性はヤンソンの恋人であったようです。つまり、ヤンソンはレズビアンだった。この話の真偽はわかりませんが、そう考えるとなるほどな、と思います。ヤンソンがこの島で暮らしたのは、1964年から、1992年までの28年間。最近は同性愛者もちゃんと認められつつありますが、五十年も昔のキリスト教圏の国では、風当たりも相当強かったのではないでしょうか。そう考えると、僕にはこの岩だらけの島が、ヤンソンが人々の好奇の目を逃れ、恋人と心ゆくまで暖かい時を過ごすために逃げ込んだオアシスのように思えるのです。

 ところでクルーヴハル島には桟橋がないそうです。上陸の際には小船で岩に乗り付けるそうですが、波が高くてそれができない場合があった。ヤンソン女史はそういった場合、船から海に飛び込んで、泳いで島に渡ったそうで。そのときヤンソン女史は50を超えていたとの話。すごいな……。冒険作家も真っ青のエピソードじゃないか。

2009年1月22日木曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!
ヤマグチノボル、職業はハンター。ランクは9! 押しも押されぬG級であります! 太刀使用回数500! ほかはガンランスが2であります! 今年も立派な太刀厨として、他のプレイヤーを切り下がりでガンガンこかしていく所存でアリマァアアアアアス!

さて(打って変った調子で)、先日は富士見書房の新年会に御呼ばれしてきました。
そういや三年ぐらい御社で仕事してないんですけど、ぼくここにいていいんですか? と編集氏に聞いたところ、なかばやけくそのように「いーんじゃねー! べーつにー!」と言われたので、忠勇なるMF文庫Jのスパイであるところのぼくは潜在的敵対同業社の財政に圧迫をかけるべく、ガンガン食って飲んでまいりました。MF文庫J編集長殿! 大MF文庫J帝国軍ヤマグチノボル二等兵はアッ! 富士見軍の糧食にィ! 大なる損害を与えて帰還いたしましたァ! つきましてはァ! カニがァ! 食べたいでェ! アリマァアアアアスッ!

今年もがんばります。みなさんよろしくおねがいします。

2008年12月19日金曜日

ぼくはがんばっています

がんばっています。皆さんのご期待にそえるられるよう、本気でがんばっております。
ダイジョウブデス。

戦場の絆がヴァージョン2になったらしいというので、ちょこっとやってきた。
なんか少将になっちまったよ……。すぐに降格したけど。そしたらまたあがったけど。
なんじゃこりゃー。

たまにゼロのキャラっぽい名前とかを見かけます。そんな……、そんな名前つけられたら着地とれないじゃないか。 やめてくれよ。うてないよ! さすがに撃てないよ! でもルイズはザクとか別にのんねーよなー作品違うしなーとか思ってると、彼らはそんなの意に介さず、オロオロしてる俺のG3をきりまくるのだった。
痛い、痛いよ、き、き、斬らないで!
でも……、とぼくは思い直す。これは罰なのだ。原稿にもたついている俺を戒める罰なのだ。天は彼をしてつかわしめ、俺に罰を与えてくれているわけなのだ……。この三連QDは天の愛。このビーム直撃は天の采配……、甘んじて受け入れよう。二オチも辞さずして、受け入れよう……。だから味方はやったな打たないで。ごめんね。次は頑張るから……。

ごめんなさい! がんばってますから!

2008年12月3日水曜日

MH文庫Jの作家さんたちが

17人! も集まって同人誌を作られたそうです。

http://hirasakayomi.nobody.jp/doujin.htm

すごい!

というかおもしろそうじゃねーか。俺も混ぜろバカ。