上部濾過にCO2添加は無駄なの? 実験~~、パフパフパフ。
仕事もしてます。してます。煮詰まっているんです。なんかこう、煮詰まってどうしようもないんです。
だから実験させてください。スニーカーさんほんとすいません。富士見さんほんとすいません。がんばってます。がんばってるんです。がんばってますよ。
さて水槽だ。
実は新たにミクロソリウム水槽を立ち上げていた。
60×30×40の微妙にハイタイプ。
別名反省部屋。
中身は流木に活着させたミクロソリウムとナナとモスに、生体はカメのみ。ガーのしっぽをかじるようになったので、とうとう反省部屋に。そこで反省しろ。なに餌。はいエビ。ああ、かわいいなあ。
さてこの水槽は底砂以外、すべて90水槽の流用で立ち上げている。飼育水、ろ材、濾過器、すべて90から持ってきたものだ。
濾過は上部及び、エーハ500に純正の底面キットをつけて、底面吹き上げを行っている。
PH6.8
水温26度
二酸化炭素濃度は、6mmgだった。
90が16mmgだったから、この10mmgのロスは、水を移動したときの爆気が原因だろう。
カメは空気呼吸で、呼気も水中ではしないから、呼吸によって水に二酸化炭素が溶けないのだ。きっと。
ここから乱暴に生体が水に溶け込ますCO2濃度を割り出すと、
35センチのガー、35センチのエンドリ、8センチのダトニオ、10センチのセネガルス、6センチのトーキングキャット、7センチのクテノポマで、上部を使用した場合、90規格水槽に10mmg溶かしている計算になる。
生体の総延長はおおよそ一メートル。
なるほど、一メートル分の生体は、上部使用の90水槽に10mmgも溶かし込むことが可能なのだ。
どちらかというと総体重で計るべきなんだろうけど……。あとガーとエンドリは空気呼吸も行う魚だ。そっちがメインという話もあるので、完全エラ呼吸の生体だったら、もっと溶けるのかもしれない。
10mmgって結構ばかににできない。というか生体の呼吸でこれだけ解け、上部の爆気でも逃げずに残るんだから、発酵式で添加したらどうなるんだろう?
というわけで早速60ミクロソリウム水槽に、発酵式で添加し始めた。
上部二灯発酵式への期待がますます高まる。実はこれ、結構いいんじゃないか?
発酵式の欠点というと、タイマー管理ができない点だ。夜間もCO2を吐き出しまくるので、生体への影響がちょっと心配じゃないですか。ぼくは心配です(実際には影響なかったが)。したがってエアレーションするわけですが、これが面倒。エアレーションをタイマー管理するのってなんかもったいない。タイマーが。
その欠点を上部は打ち消してくれる。常時エアレーションしてくれるために、新鮮な酸素が供給されるのだ。そして過剰なCO2は爆気で逃がしてくれる。もしこの実験で、上部の爆気で余計な二酸化炭素が逃げても、水草育成には十分残ることが証明されたら?
いいんじゃない? いいんじゃないの? あらまあご立派じゃないの?
そしてぼくが思うに、上部発酵式の一番の利点は、”PH変化がない”ことじゃないかと思うのです。CO2強制添加は、だいたいの場合、タイマーで管理する。するとCO2を添加してるときとしてないときで、結構PH変化するんです。計ってみたら、0.2~0.5は変化する。計測器の0.2は誤差の範囲でも、やはり変化してる。これはつまり、一日二回、これだけのPH変化に生体はさらされているわけ。自然状態はどうかわからんが、実はこれって意外にでかいのではないかと。特にPH変化に弱い魚やエビには、あんまりよろしくないのかもしれない。実際にはヤマトとか落ちたことないけど。
その点、上部発酵式はダラダラ二酸化炭素を垂れ流しまくるために、ペーハーの変化が少ない。酸素は上部の爆気が補給してくれるので、エアレーションいらない。
弱点は二灯しか乗せられないこと。テクニカインバーター使えば? ばか! あれは二万するのだ! いい灯火はたけえんだよ! そんだったら水草一式そろえらあ。ここはやはりGEXのクリアーライト使用でなければならない。安価にあげるのが上部発酵式の利点なのだから。
とにかく、明日、発酵式で添加し始めた水槽の二酸化炭素濃度を測ってみます。
結果はどうだろう。わくわく。では仕事します。
1 件のコメント:
お仕事お疲れ様です。
彼(彼女?)はとうとう反省部屋送りになってしまいましたか。
えっと、水槽は七つ目と言うことでよろしいでしょうか?
ちょっとしたアクアショップ並になってきてますね・・・
それだけ水槽があると部屋の湿度も大変なことになりそうな気もしますが大丈夫なのでしょうか?
こうして考えると我が家の水槽も小さい割りに生体が多目なのでCo2濃度も測って見た方が良いかもしれないです。今度試薬買ってきます。
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