上部濾過60水槽に発酵式でCO2を添加した結果……。
12mmg。微妙……。
添加する前は6mmgだったから、増えた分は6mmg。
何もしないよりはちょっとはマシというレベルだろうか。でも目に見える効果はないだろう。この程度じゃ。
ちなみに1リットルペットボトルで重曹式。タバコフィルター使用。タバコフィルターをなめてはいけない。バレングラスにも劣らない細かい泡が出るのである。目視だが一秒一滴程度の泡は出てるはず。
そんでも90の生体呼吸添加の10mmgにさえ適わない。
上部では添加しても無駄、というなんとも当たり前の結果に……。
話は変わるが、ぼくは小学校のころ、海水水槽を持っていた。
生物濾過さえ知らなかったのにもかかわらず、一年以上も維持したのである。
そんな結果があったから、ぼくは二年前にアクアリウムをはじめたときに、淡水のほうが難しい、という先入観を持っていた。違うよね。海水のほうが難しいのは常識なんだよね。
なんで生物濾過さえ知らなかった小学生のぼくが、海水水槽を一年近くも維持できたのか。
最近、いろいろと調べるうちにその理由がわかってきたのです。
水槽60規格
上部濾過
照明なし
エアレーションあり
この水槽で、コバルトスズメ、クマノミ、そしてヤドカリやカニやエビやイソギンチャクを飼育していた。
その秘密は、入れていた石と底砂と上部濾過槽の中身にあったのです。
まず底砂はサンゴ石。
そして入れていた石は、近所の磯で拾ってきた石。イソギンチャクがついていた。ゴカイもついてた。
そして海水は天然海水(海のそばだったもんで)
上部濾過槽の中身はネットに入った活性炭のみ! しかも二年以上使用! 当然効果ゼロ! 何もしらないぼくは、炭って水を綺麗にするんだ……、と思っていました。
つまり濾過槽は事実上存在しなかった。これが結果としてよかったことを知ったのはつい最近。
磯で拾った石=ライブロック
底砂=サンゴ石
濾過槽なしの水流あり
エアレーションあり
この水槽にプロテインスキマーと照明器具をつければ、立派なベルリン式じゃないか!
当然サンゴは入ってないので、照明はいらない。
えさはやらなかったので(お小遣いはガンプラに消えたので買えなかった)、プロテインスキマーはいらない。たまに魚の切り身とか、思い出したように入れていただけだが、その小給餌がまた幸いした。
つまり小学生のぼくは知らずのうちに、ナチュラルシステムで水槽を立ち上げていたのです。
一年以上維持できたのは、これが理由だったのか……。
ああ、どんなことにも理由ってあるんだなあ。
ごめんなさい。それだけの話です。でもあのとき、1982年当時、その水槽を世に発表していたら……。
ベルリン式は茨城式と呼ばれていたかもしれない。いやない。さて仕事します。がんばるんば~~。
5 件のコメント:
小学校の頃はザリガニ水槽を作っていましたが、何も知らなかったのでとっても緑色になってたのを記憶してます・・・
今ならたぶん維持できるかもしれないですが。
重曹でも出来るんだ~。
その昔、ざらめ(砂糖)+ドライイーストで発酵させてたことがありました。
米と麹で発酵させたら日本酒できるのかな?(笑)
あ!あのカニを父上に喰われた水槽のことですか・・・
小・中学校の頃に熱帯魚を飼っていたのを思い出しました。
あの頃はオスカーが一匹とプレコ一匹で30センチで飼うという最低な飼い主でした…
多分お金がなかったんでしょう。
でもオスカーが懐いてくれたのはうれしかったです。
しかし綺麗な水槽ですね~
もう一度魚飼いたくなっちゃいました!
>ざらめ(砂糖)+ドライイースト
あ、そのレシピに重曹入れるのが重曹式ってヤツです。あんま詳しくないんだけど、昔はゼリーでやってたみたいっすね。
>あの頃はオスカーが一匹とプレコ一匹で30センチで飼うという最低な飼い主でした…
その二匹が三十だと確かにきついですね。でも僕も九十でエンドリとガー飼ってますんで、人のこと言えないです。すごいきつそう……。120ほしい……。
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